
国の調査によると、日本では約5割弱の人が孤独感を抱えているとされています。*1
この背景には複雑な社会的要因が絡んでおり、孤独の健康リスクは「たばこ1日15本分」に相当すると言われています。*2「あの人は大丈夫」と思っても、実は身近な人が孤独を感じていることも少なくありません。
しかし、孤独は過小評価されている健康リスクの一つです。孤独に関する相談先がない、相談するようなことではないのではないかという思いこみ、相談することは恥ずかしいという自己責任論といった壁によって、孤独や孤立への支援はまだ十分に行き届いていません。
そんな孤独が自己責任化する社会で、「ケアするまちをデザインする」をミッションに、気づいたら孤独が解消され、つながりが生まれているような予防的な処方として「暮らしの中にケアの拠点を作る活動」と「全国にケアするまちを広げる活動」の2軸に取り組んでいます。
耳だけ参加も大歓迎です。少しでもケアくらや活動にご関心のある方は、お気軽にご参加ください!
こんな方におすすめ
- ケアくらやケアくらの活動(だいかい文庫など)に、少しでも関心がある方
- 「社会的処方」「ケア」「まちづくり」「孤独・孤立」「地域共生」「表現」「ウェルビーイング」「リンクワーカー」等のキーワードに関心がある方
- 地域に出て活動したい、医療福祉やまちづくり関係者の方
- 一箱本棚オーナー制度や私設図書館に関心のある方
- 表現を後押しする活動に関心のある方
開催概要
- 開催日時 :2025年3月18日(火)19:30~20:30
- 開催場所 :オンライン(zoom)
- 参加費 :無料 ※寄付付きチケットあり
- 対象 :ケアくらやケアくらの活動に、少しでもご関心のある方
- 申込方法 :Peatix よりお申し込みください
- 主催 :一般社団法人ケアと暮らしの編集社
- お問い合わせ先 :info@carekura.com
当日お話すること
- ケアとまちづくりを取り巻く環境について
- ケアと暮らしの編集社の事業紹介
- 他地域での広がり
- ケアと暮らしの編集社との関わりしろのご紹介
当日は質問タイムも設けています!
取り組むに関して気になることや、ケアくらとの関わりしろなどお気兼ねなくご質問ください。
参加費
以下のどちらかのチケットをPeatixからお申込ください。
① 無料参加チケット
② 寄付付き参加チケット(1,000円 / 3,000円 / 5,000円 / 10,000円 からお選びいただけます)
- いただいたご寄付は、だいかい文庫等ケアと暮らしの編集社の活動を支える資金の一部として大切に活用させていただきます。
- 寄付付きチケットのご購入後、返金対応は致しかねますのでご了承ください。
- 寄付付きチケットは、税額控除の対象にはなりませんのでご注意ください。
参加方法
オンライン開催(zoom)
- オンライン配信では、Zoomというオンラインミーティングツールを使用します。
- 配信URLは参加申し込み後に、Peatixから自動返信されます。
- 開始5分前に、パソコンまたはスマートフォンからアクセスいただくようお願いいたします。
スピーカー / 運営
守本 陽一(一般社団法人ケアと暮らしの編集社 代表理事)

1993年、神奈川県生まれ、兵庫県出身。医師。YATAI CAFE(モバイル屋台de健康カフェ)や地域診断といったケアとまちづくりに関する活動を兵庫県但馬地域で行う。2020年11月に、一般社団法人ケアと暮らしの編集社を設立。医師として働く傍ら、社会的処方の拠点として、商店街の空き店舗を改修し、シェア型図書館、「本と暮らしのあるところだいかい文庫」をオープンし、運営している。まちづくり功労者国土交通大臣表彰。グッドデザイン賞受賞。共著に「ケアとまちづくり、ときどきアート(中外医学社)」「社会的処方(学芸出版社)」など。
恒本 茉奈実(一般社団法人ケアと暮らしの編集社 ファンドレイジング部)

1998年生まれ、岐阜県大垣市出身。地域での多文化共生の取り組みを通じて、社会課題の解決を目指す事業に関心を持つ。新卒から約3年間、NPOなど非営利団体向けのITサービスを提供する企業でディレクターとして従事。その後、地域での実践の場で働きたいという思いから2024年9月よりケアくらに参画。
取材記事のご紹介
- 地域の居場所「だいかい文庫」、仕掛けた本当の狙いは? “関わりしろ”をデザインする医師・守本陽一さん:https://co-coco.jp/series/design/daikaibunko/
- 「まちにドアを増やしたい」豊岡市に民間の図書館を生み出した医師の守本陽一さんが、10代のための「ユースセンター」に込めた想い:https://drive.media/posts/37583
*1 内閣官房孤独・孤立対策室.人々のつながりに関する基礎調査.2022
*2 Julianna Holt-Luntad et al. Social Relationships and Mortality Risk: A Meta-analytic Review.Plos medicine.2010