事業開始年

2023年~

事業内容

認知症の方と家族の関係性を改善するため、ご本人とご家族を一体的に支援するプログラムです。「認知症ミーティングセンターおでかけ」という事業として実施しています。これまでは、認知症の本人、家族(介護者)それぞれ別々に支援が行われてきました。例)本人ミーティング、家族同士の相談の場、認知症カフェなど 「認知症ミーティングセンターおでかけ」では、認知症の本人と家族を一つの単位として活動を展開します。

認知症ミーティングセンターおでかけ

月に一回程度、家族と本人が思いを共有し、一緒に活動を楽しむことで、お互いの心の距離を縮めたり、葛藤を調整したりすることができます。また、他の家族の過ごし方を目の当たりにしたり、同じ活動を共有することでご自身の家庭のことに気づきを得ることができます。

対象

  • 認知症を抱えているご本人とそのご家族

開催例

  • 生け花の会
  • お抹茶の会
  • 卓球の会 など

活動の三本柱

  1. 一体的支援
    • 認知症の人と家族がともに活動をする時間を持ち、思いを共有する機会を作ることで家族の関係性を深める
  2. 本人支援
    • 本人が楽しめる活動の機会を作り、社会参加の機会を作る
  3. 家族支援
    • 専門職スタッフが介護等の相談にのり、家族同士で話す機会も設けることで、悩み解決につながる

活動に参加した方に社会的処方として地域のコミュニティを紹介することもあり、これはケアと暮らしの編集社ならではの関わり方だといえます。

数字で見る「一体的支援プログラム」

2024年11月までに、「認知症ミーティングセンターおでかけ」を累計22件開催。

活動レポート

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