事業開始年
2020年~
事業内容
居場所の相談所は、週1回程度、医療福祉専門職が健康や孤独などの相談に応じる場です。
居場所の相談員は、地域に点在するコミュニティやサービスとつながり続け、必要とする方に紹介するなど、社会的処方を担う「リンクワーカー」として機能しています。
「居場所の相談所」で相談した方の例
最初に相談に来られた際は休職中だったAさん。
「統合失調症発病後、自ら周りと距離を置いてしまった。地域の精神障害者支援施設にも通っているが、その他にも友人や居場所が欲しい」という内容で相談に来られました。相談に来られてからだいかい文庫に通ってくださるようになり、顔見知りも増え、知り合いが少しずつできて笑顔で会話している姿が多く見られるようになりました。その後だいかい文庫でインターンとしてお店番を希望され、コーヒーを淹れたりお客さんとお話しする過程で再就職先も決まり、今でもお仕事とだいかい文庫のインターンを続けてくださっています。さらに「みんなのだいかい大学」の講師を希望して自分の講座を企画したり、だいかい文庫でのお店番時はお客さんの相談に乗る姿も見受けられるようになり、ケアされた経験を経て次はケアする側、支える側に回っていて、その変化にご自身も周りの皆さんもよかったと話されています。
数字で見る「居場所の相談所」
- 累計相談者数:1352人
- 個別相談の支援件数:257件
- インフォーマルなコミュニティ・活動につないだ人数:129人
※2024年11月までの数値
活動レポート
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