長野県松本市にある本屋〈栞日〉。本だけでなく心地よい暮らしのヒントを集めたそのお店は、やがて宿や銭湯の運営、さらには松本市議会議員としての活動へと広がりを見せています。旅館やベーカリー勤務を経て、書店〈栞日〉を開業した菊地さん。現在では、地域に根差した様々な取り組みを通じて、多くの人が集う場を生み出しています。本屋がなぜ銭湯を営むようになったのか?医療関係者や市民がどのように関わりを持っているのか? そこには、菊地さんが考える「地域における場の役割」がありました。
イベントでは、これまでの歩みや挑戦の背景、そして本屋や銭湯を通じた地域づくりのヒントを語っていただきます。ぜひお気軽にご参加ください。(見るだけ、聴くだけ参加ももちろん歓迎です)
こんな人におすすめ!
・書店、銭湯が好きな方
・「地域コミュニティ」「まちづくり」「ケア」に関心のある方
・菊地さんやケアと暮らしの編集社の活動に興味のある方
イベント概要
■日時:2025年1月21日(火) 19:00-20:30
■会場:本と暮らしのあるところ だいかい文庫(豊岡市中央町6-1)
オンラインはzoomで配信
■定員:現地参加 20名 オンライン無制限
■対象:イベントに関心のあるすべての方
■参加費:現地参加/オンライン 1100円
※寄付付きチケットあり
■申し込み:Peatixサイトよりお手続きください。
※Peatixでのお申込みが難しい場合、info@carekura.comまで事前連絡もしくはだいかい文庫で事前予約をしてください。当日支払いが可能となります。
■主催:本と暮らしのあるところ だいかい文庫(運営:一般社団法人ケアと暮らしの編集社)
■お問い合わせ:info@carekura.com
ゲストスピーカー
菊地徹氏
松本市議会議員。株式会社栞日代表取締役。1986年静岡県静岡市生まれ。筑波大卒(国際関係学士)。2010年、扉温泉明神館入社。2013年、松本駅前大通りに独立系出版物を主軸とした新刊書店兼喫茶店〈栞日〉を開業。2016年、栞日を現店舗に移転し、旧店舗を中長期滞在型の宿〈栞日INN〉として開設。2020年、栞日向かいの銭湯〈菊の湯〉の運営を継承、株式会社栞日設立。2023年、松本市議会議員選挙初当選。松本市中山地区の平屋に妻・長男(小4)・長女(小3)・猫たちと暮らす。街場と議場を行き来する日々。
司会
守本陽一
一般社団法人ケアと暮らしの編集社代表理事。1993年、神奈川県生まれ、兵庫県出身。医師。修士(芸術)。自治医科大学在学時から医療者が屋台を引いて街中を練り歩くYATAI CAFEや地域診断といったケアとまちづくりに関する活動を兵庫県但馬地域で行う。総合診療医として働く傍ら、2020年11月に、一般社団法人ケアと暮らしの編集社を設立。社会的処方の拠点として、商店街の空き店舗を改修し、シェア型図書館、本と暮らしのあるところだいかい文庫をオープンし、運営している。また、医療・介護・福祉・デザイン・アートとまちづくりを掛け合わせた「ケアとまちづくり未来会議」の開催など、まちづくりとケアの橋渡し活動を行う。現在は、保健所で、医療政策および重層的支援体制整備事業、在宅医療介護連携、総合事業、認知症政策、社会的処方モデル事業等の市町村支援に従事。まちづくり功労者国土交通大臣表彰、グッドデザイン賞審査員賞など受賞。共著に「ケアとまちづくり、ときどきアート(中外医学社)」「社会的処方(学芸出版社)」など