2024年10月24日発売の『Forbes JAPAN12月号』第2特集「到来!『NPO新時代』」にて、ケアと暮らしの編集社が「いま注目のNPO50」に選出されました。
「いま注目のNPO50」とは
『Forbes JAPAN12月号』掲載、非営利・NPO領域にフォーカスした「到来!『NPO新時代』」特集にて選出された非営利団体を指します。
非営利セクター・NPO業界に詳しい15人のアドバイザリーボードの推薦のもと、(1)「政府や市場が取りこぼしてしまう課題に向き合っているか」(2)「マルチセクターでの協働をリード」(3)「社会参加の後押し、ソーシャルキャピタルづくり」という3つのテーマで、社会的影響力、社会的インパクト、重要性、期待度、革新性といった観点から選出していただきました。
ケアと暮らしの編集社の活動背景
国の調査によると、日本では約5割弱の人が孤独感を抱えているとされています。*1 この背景には複雑な社会的要因が絡んでおり、孤独の健康リスクは「たばこ1日15本分」に相当すると言われています。*2「あの人は大丈夫」と思っても、実は身近な人が孤独を感じていることも少なくありません。しかし、孤独は過小評価されている健康リスクの一つです。孤独に関する相談先がない、相談するようなことではないのではないかという思いこみ、相談することは恥ずかしいという自己責任論といった壁によって、孤独や孤立への支援はまだ十分に行き届いていません。
ケアと暮らしの編集社では、孤独が自己責任化する社会で、気づいたら孤独が解消され、つながりが生まれているような予防的な処方として「暮らしの中にケアの拠点を作る活動」と「全国にケアするまちを広げる活動」の2軸に取り組みます。
代表理事・守本から、選出を受けてお礼
この度は、選出いただき、ありがとうございます。日頃より活動を共にしているスタッフ、プロボノ、理事、一箱本棚オーナーさん、継続寄付会員のケアくらメイト、お店番ボランティアなど、多くの皆さんと共に選んでいただいたことを嬉しく思います。地方で水のように形を変えつつ、もがきながらも、暮らしの中のケアを広げていくよう、これからも活動を続けていければと思っております。引き続きよろしくお願いいたします。