ケアとまちづくり
未来会議

ケアとまちづくりが溶け合い、新しい価値が生まれる場へ

ケアまち実験室

ケアまち実験室は、ケアとまちづくり未来会議(運営会社:一般社団法人ケアと暮らしの編集社)が運営するオンラインコミュニティです。”ケアとまちづくり”の実践者やそれを体験したい人が、スキルや知恵を持ち寄り、深めていく場です。ケアやまちづくり、さらに、場づくり、コミュニティ、居場所、つながりなどに関心がある人々が、一分野のみで取り組むのではなく、社会福祉・医療・市民活動・芸術・都市計画・社会学・文化人類学等、学際的に考えます。共に学び合う実験的なコミュニティです。
もちよる
ケアとまちづくりの実践や各々の専門性、活動をケアまち実験室に持ち寄り、ケアとまちづくりについてオンライン上で対話します。悩みの共有を共に考えたり、活動をシェアしたりします。※slackを使用
まなぶ
2ヶ月に1回、ケアとまちづくりの実践家や専門家をお呼びしてケアまち座談会を行います(ケアまち実験室に参加者(研究員)は無料/単回参加の方は3500円)。都市計画、場づくり、福祉、建築など、多様な専門家をお呼びしてお話を聞くことができます。
ふかめる
ケアまち座談会の放課後はケアまち実験室でアフタートーク。医療福祉、地域づくりなど、多分野の専門家から構成される研究員とケアまち座談会について対話し、実践知に落とし込むことができます。
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ケアまち座談会のこれまでの登壇者

土肥潤也(みんなの図書館さんかく/一般社団法人トリナス)
來住友美(真鶴出版・宿泊担当)
藤岡聡子(株式会社ReDo)
平松佑介(小杉湯三代目)
こばやし あやな(サウナ文化研究家)
吉田葵(アオイランドスケープデザイン代表)
泉山塁威(都市戦術家/日本大学理工学部建築学科助教/一般社団法人ソトノバ)
能作淳平(ノウサクジュンペイアーキテクツ)
菊地徹(栞日/菊の湯)ほか多数

これまでの座談会の詳細は公式noteへ

ケアまち実験室 客員研究員

水柿大地
NPO法人英田上山棚田団理事 、NPO法人みんなの集落研究所執行役、みんなの孫プロジェクト代表、東京都出身。2010年から岡山県美作市にある棚田の山里「上山」で暮らす。NPO法人英田上山棚田団のメンバーとして、農を軸に地域内外の住民でつくる新たな農村コミュニティを企画・運営。日々の経験をもとに農村で暮らす高齢者の生活支援事業や自治体、集落等の中間支援にも携わっている。専門領域は農業・福祉(特に山間地域や農村集落周辺)。
孫大輔

鳥取大学医学部地域医療学講座講師、一般社団法人コミュニティウェルビーイング研究所代表理事、家庭医・総合診療医。
現在、地域医療に従事しながら教育・研究にも携わる。2010年より市民・患者と医療者の対話の場「みんくるカフェ」主宰。2016年より東京・谷根千地区において「谷根千まちばの健康プロジェクト(まちけん)」主宰。これまで一貫して対話とウェルビーイングをテーマにさまざまな地域活動に取り組んできた。現在は鳥取の地で、映画づくりを通した地域住民との対話や、コミュニティナースらと連携した社会的処方モデルの取組みもおこなっている。

藤岡聡子
(株)ReDo 代表取締役、医療法人社団オレンジ副代表理事 
人を症状や状態、年齢で区切るのではなく、人が一人一人心地よくごきげんに暮らしていくための何かについてずっと考えたり実践しています。共著に『ケアとまちづくり、ときどきアート(2020中外医学社)』『社会的処方(2020学芸出版社)』。福祉環境設計士。
川地真史
Deep Care Lab代表理事、公共とデザイン共同代表。Aalto大学CoDesign修士課程卒。フィンランドにて行政との協働やソーシャルイノベーションの研究を行う。現在は、エコロジー・未来倫理・人類学などを横断し、見えないものへの想像力やケアから立ち上がる生きる実感を探求。畑をやったり、仏様をつくったりしてます。来年狩猟免許を取りたい。
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吉田葵
アオイランドスケープデザイン代表 、登録ランドスケープアーキテクト。 横浜生まれ。横浜国立大学 地球環境課程 植物社会学専攻 卒業。東京大学大学院 都市工学専攻 環境デザイン研究室 修了。株式会社グラックに3年間勤め、主に公共事業における基本計画から実施設計までの設計業務やワークショップの企画運営等に携わった後、アカデミーオブアーキテクチャーアムステルダム(オランダ)のランドスケープデザインコースに1年間留学するとともに、H+N+S landscape architectsに勤務。2019年よりアオイランドスケープデザイン始動。ランドスケープの視点を通して、リサーチからデザイン、まちづくり、設計に携わる。
犬飼博士
愛知県生まれ、東京北区在住。 90年代は対戦型ビデオゲームを開発。00年代はeスポーツ事業を国内でいち早く開始し日本代表を引率。10年代はメディアアートや科学展示を制作。日本科学未来館の「アナグラのうた」「スポーツタイムマシン」等で文化庁メディア芸術祭等にて受賞。活動は情報空間だけなく物理空間にも広がり、スポーツアート共創の社会教育活動「未来の運動会」「運芸会」等を推進。現在は東京豊島5丁目団地コミュニティに根ざして活動。未来や生活や社会をつくる人を育成中。一般社団法人運動会協会理事。
能作淳平
2006年武蔵工業大学(現東京都市大学)建築学科卒業。2010年 junpei nousaku architects 設立。2019 年に「富士見台トンネル」開業。《高岡のゲストハウス》(能作文徳共同設計)にて2016 年ヴェネチアビエンナーレ国際建築展にて特別表彰、2022年JIA新人賞、受賞。オフィスでありながら自身が運営するシェアする商店《富士見台トンネル》にて2019年東京建築士会これからの建築士賞受賞。
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ケアとまちづくり未来会議とは

ケアとまちづくり未来会議では、ケアまち実験室、ケアまち座談会などの取り組みを通じて、ケアとまちづくりが溶け合い、新しい価値が生まれる場を目指しています。ケアにまつわる人々とまちづくりにまつわる人々が交差することで相互の専門性を学び合い、新しいスキームやデザイン、場を生み出していきます。双方の目指す社会の後押しになることに加えて、まちに暮らす人々の当事者性の獲得につながることを目指します。ケアまち実験室に参加いただき、共に新しい形を模索しませんか?

ケアまち実験室 ラボマネージャー

守本陽一
一般社団法人ケアと暮らしの編集社 代表理事 1993年、神奈川県生まれ、兵庫県出身。医師。YATAI CAFE(モバイル屋台de健康カフェ)や地域診断といったケアとまちづくりに関する活動を兵庫県但馬地域で行う。2020年11月に、一般社団法人ケアと暮らしの編集社を設立。医師として働く傍ら、社会的処方の拠点として、商店街の空き店舗を改修し、シェア型図書館、「本と暮らしのあるところだいかい文庫」をオープンし、運営している。まちづくり功労者国土交通大臣表彰。グッドデザイン賞受賞。共著に「ケアとまちづくり、ときどきアート(中外医学社)」「社会的処方(学芸出版社)」など。
玉井友里子
家庭医、棚田生活、にんにく生産 湯郷ファミリークリニック/NPO法人英田上山棚田団 奈良県出身。家庭医として働く中で「地域とは何か」に興味を持ち、2014年に岡山県美作市にある上山集落へ移住。全国から集まる移住者と共に棚田で米作り、にんにく生産を行っている。にんにく料理食べ放題のイベント、ガーリックナイトを年1回開催している。
密山要用
 家庭医。コミュニティドクター。時々、屋台。多拠点で医者をしながら、地域で「おせっかい」できる医療者や市民を育てる学習プログラムの研究開発・実践をしている。
沖村里咲
薬学部在学中に地域医療に興味を持ち、卒業とともに岐阜県高山市に移住。地域に出てより暮らしに近いところで活動したいとの思いから、飛騨地域に住む平成生まれでつくるフリーペーパー「SOSHA!」を立ち上げ、約半年に一度のペースで発刊している。
稲田玲奈
1994年香川県坂出市生まれ。慶応義塾大学石川初研究室を経て現在フジワラテッペイアーキテクツラボにてランドスケープアーキテクトとして勤務。学生時代は農漁村から都市郊外、都心までをひと続きの目線を持ってフィールドワークする。フジワラテッペイアーキテクツラボでは住宅・林業・旅館・児童養護施設などさまざまな営みの場の計画に構想─設計─運営の立場を行き来しながら携わる。
金田ゆりあ
もともと、ランドスケープデザイン事務所で働いていたデザイナー。これまでの仕事では、まちづくりや自治体の基本計画などに関わっていたが、依頼された場所の設計者や自治体の計画者としてではなく、自らの生活や生業でまちづくりや場所づくりに実践的に関わりたいと考えている。「食」と「編集」に興味がある。おいしいものがとびきり好き。大学時代は、デザインリサーチを勉強しており、卒業研究では空き家から土地の所有問題をときほぐし、地域に開く方法を検討していた。「社会の構造」を見つめ直し、「生きのびる方法」を見出したい。
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入会条件

入会条件

◯金額:月1500円(税込)
            25歳未満かつ学生の場合(大学院生を除く)は月1000円(税込)
・BASEを利用するため、銀行口座orクレジットカード払いになります
・「ちょっと違うかな」と思ったら、月ごとに辞めることができます

◯参加条件:
・ケアとまちづくりに関心がある人
・Slack、Zoomでのコミュニケーションができること

※手続き上でトラブルがございましたら、info@carekura.comまでお問い合わせください

ケアまち実験室の研究員になる
 申し込みフォームに記入いただいた方に、支払い方法などの詳細をメールで送付します。1500円/月(または1000円/月)のお支払いが確認できましたら、ケアまち実験室のslackにお誘いします。またお支払いは月ごと(月末締め)です。退会する月の10日までにご連絡いただきましたら、退会することができます。

退会手続きの例:
・6月8日に退会希望→6月30日に退会(Slackから削除)
・6月22日に退会希望→7月31日に退会(Slackから削除)

ケアとまちづくり未来会議に関わってみて

小林弘典さん

感想コメント
自身が学生時代体調を崩した際、適切な医療情報へアクセスすることに課題を感じた経験があり、プロジェクトの趣旨に賛同しました。WEBの専門知識を活かして何か役に立てればと思い、ケア・まちづくりは未経験の領域で不安でしたが、参加を決めました。結論、参加してとても良かったと思っています。プロジェクトでは、WEBサイト制作、イベントの企画、記事の編集を行いました。今までのキャリアでは出会うことができなかった方々と交流する機会を得られたことが面白かったです。自身を捉え直し、次のステップとして自身が進むべき道を決めるきっかけとなりました。

小山田有美さん

感想コメント
私がケアとまちづくり未来会議を知ったのは、ホスピタルアートの活動で病院内に絵を描いているときでした。絵が完成すれば私は帰らなくていけなくて、関わってくださった方々にもう会うことはできないかもしれない。病気のときのその人のことしか知らないなんて、本当に共に過ごしたことになるのだろうかと自問する日々でした。そんな中、町に出て活動をする医師の方々がいることを知りました。漠然と私がしたいことはこういうことかもしれないと感じ、スタッフとして参加させていただくことになりました。色々な方の活動や価値観に触れる中で、自分の思いが少しずつ明確になっていくのを感じています。私は普段お寺の仕事をしていますが、多様な視点から心身の調和を共に探すこと、個別で異なる健康に目を向けることにこれまで以上に重きを置くようになりました。ケアまちは、小さな対話から「それいいね、やってみよう!」をたくさん見つけてくれる場で、私もそうありたいと思っています。

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サンプル 太郎
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よくある質問

①どんな人が参加していますか?
医師、看護師、薬剤師、社会福祉士などの医療福祉専門職が半分程度、建築家、デザイナー、仏像修復師など、まちづくり関係者が半分弱程度です。また行政関係者や大学教員なども参加しています。

②見るだけ、読むだけの参加でも大丈夫ですか?
オンライングループへの関わり方は参加している方の自由です。投稿を読むだけでも大丈夫ですし、交流グループに参加して積極的に活動の相談や報告をする、ケアまち座談会の感想を書き込むこともできます。

③退会方法を教えてください。

info@carekura.comまで退会される月の10日までにご連絡ください。確認後、運営側でSlackから削除いたします。

④入会で得られるメリットを教えてください。
2ヶ月に1回のゲストを呼んだケアまち座談会が無料になります。研究員とともにケアまち座談会をケアまち部で深めることができます。さらに、ケアとまちづくりに関心がある多様なメンバーが集うことで、相互の活動を知ることができます。年1回程度を予定しているケアとまちづくり未来会議への参加費が減額されます。
運営よりコメント

ケアとまちづくり未来会議は、2018年の日本プライマリケア連合学会の学術集会での会話からはじまりました。ケアにまつわる地域活動を行う専門家や市民の相談や活動共有できる場を作りたいという想いでスタートしました。その後、2019年には、兵庫県豊岡市で「表現する」をテーマに、医療福祉専門職のみならず、デザインや建築、芸術、行政といった100名が集い、活動を共有しました。またコロナ禍では、「暮らしを再構築する」をテーマに、暮らしの専門家である都市デザイナーや銭湯経営者などと共に、ケアまち座談会を行いました。2021年にはコロナ禍での活動を「もちよる」第2回ケアとまちづくり未来会議を行いました。4年間の活動の中で、さまざまなケアとまちづくりに関する活動が行われていることを知りました。また、ここ数年、社会背景の影響もあり、ケアと他分野で共創するプロジェクトは増えました。ケアまち実験室では、そういった新たなプロジェクトを共有し、専門家のみならず、まちで暮らすみなさんと共に、悩みや発見を思考しながら、次のまちへの活動や暮らしの一歩になる後押しができればと思っております。共にケアまち実験室でケアとまちの関係性を考えましょう。

ラボマネージャーより